ホーム » 事業計画

事業計画・報告

2025年度 事業計画

1.はじめに

 2025年度も、当財団の基本理念である「地域に密着した良質な保健・医療・福祉サービスの提供」を通じて、地域社会への貢献度を高めることを目指す。
 特に、苫小牧市の「健康寿命の延伸」と「苫小牧駅周辺ビジョン」の実現に向けた事業の一環として、まちなか交流センター(COCOTOMA)を活用しながら、市民の健康づくりを推進する。
また、地域社会や利用者様からの信頼を深めるための施策を強化する。

2.2025年度運営方針

① すべての基本
 安全・健康・コンプライアンス遵守を最優先とし、利用者様第一の徹底を図る。

② 質の高い保健・医療・福祉サービスの提供
 地域住民の健康意識向上に貢献するため、安全・安心なサービスを提供する。

③ 強固な経営基盤の構築
 環境変化に柔軟に対応し、安定的かつ持続可能な事業運営体制を整備する。

④ 人材育成と職場環境の向上
 職員一人ひとりが成長とやりがいを実感できる職場環境を整備する。

3.健診事業

受診者の健康意識向上に向けた啓発や、快適で丁寧な対応による健診体験の提供に取り組む。企業に対しては、健康経営支援を通じて職場での健康づくりを促進する。

① 総合健診(人間ドック)
 検査枠の拡大、リスク検査の追加、健診機器の更新充実を図る。

② 一般健診(事業所健診)
 特殊健診対応、巡回健診体制の見直し、企業ニーズへの柔軟な対応を推進する。

③ 各種がん検診
 精密検査の必要性を丁寧に説明し、検査精度の維持向上に努める。

④ ストレスチェック
 オンライン化を進め、メンタルヘルス対策との連携を強化する。

4.健康づくり事業

参加者の声を活かした教室・セミナーの運営改善と、職域での健康支援体制の整備に取り組む。

① 各種教室
 生活習慣病予防やフレイル・ロコモ予防などのプログラムを拡充する。

② 特定保健指導
 受診者の意識変革を促す初回面接の継続やオンライン保健指導を拡大する。

③ 産業保健支援
 健診結果に基づく個別指導や衛生講話、産業医との連携支援を推進する。

6.呼吸器内科クリニック事業

 禁煙支援や早期診断を通じた呼吸器疾患対策と診療体制の強化に取り組む。

① 診療の強化
 禁煙外来や肺機能検査の推進、早期発見・治療を実施する。

② 運営効率化
 診療体制の整備、スタッフ研修の充実、地域医療との連携を図る。

5.地域振興事業

① 市民の健康意識向上と、生活習慣病予防の具体的行動支援のため、COCOTOMAを拠点とした健康関連イベントを開催する。

② 「健康と福祉」「自然との共生」を切り口にした地域活性化実現のため、アーバンデザインセンター苫小牧に参画し、次の事業を推進する。

  • 「健康と福祉のまちづくり」視点での地域活性化施策の提案と実施支援。
  • 「地域社会や自然との共生」を目指した持続可能な地域づくりへの貢献。

6.各関係機関との連携および職員研修の強化

① 関係機関との連携
 組織体制の見直し、強化を図るとともに、苫小牧市各担当部門、苫小牧市医師会との連携を更に強化して有効な事業展開につなげるよう取り組みます。

② 職員研修の強化・充実
 労働衛生サービス機能評価、各種資格取得、個人情報保護、リスクマネジメントなどの研修参加促進により、各職員スキルレベルの一層の向上に努めます。

7.人材育成

 必要なスキルを備えた人材の育成と、働きがいのある職場づくりを推進する。

8.組織体質強化

 医療安全やコンプライアンス遵守を徹底し、透明性ある事業運営とガバナンスの強化を図る。

9. IT活用・効率化

 利用者様の利便性向上や業務効率化を目的とし、ITの積極活用と情報共有の仕組み整備を推進する。

10.2025年度 目標利用人数(人)

事業内容 目標人数(人)
総合健診(人間ドック及び生活習慣病予防健診) 17,000
一般健診(事業所健診) 40,000
各種がん検診 7,200
健康づくり事業(教室・講話など) 22,000
呼吸器内科事業 20,500
地域振興事業(施設利用者数) 180,000

11. まとめ

 2025年度は、健診事業の拡大と健康づくり事業の強化に加え、ITを活用した、業務効率化を推進する。また、地域住民の健康寿命延伸を目指し、苫小牧市との連携を強化しながら、サービスの質の向上に努める。

保健センター概要

保健センターについて

事業紹介

沿革

定款

理念とCSR基本方針

役員名簿

財務諸表

事業計画・報告

特定健診情報

特定保健指導情報

利用者様の権利と義務

パルスリープ貸出

AED無料貸出

アクセス情報